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PMCで見つけた〈30〉ジェリー・ウォレスの「マンダム~男の世界」

2019年1月18日

男の世界が一転、女の世界も取り込む先見の明

 

「お洒落」という言葉とは無縁の世界で過ごし、古希に辿り着こうとしている。一度だけ整髪料に手を出したことがある。高校生になり、丸刈りから長髪に変わった頃であるが、面倒くさくて直ぐに止めた。資生堂の「MG5」というブランドだったと思う。しばらく後に、アメリカの俳優であるチャールズ・ブロンソンをCMに起用した「マンダム」が売り出された。製品よりもブロンソンによって強烈な衝撃を与えられた。

 

CM曲はジェリー・ウォレスが歌う「マンダム~男の世界(原題・Lovers Of The World)」だった。この曲は日本だけのヒット曲であり、ましてや歌手には興味がなかった。最近になって、ウォレスがカントリー歌手であることを知った。PMCで検索してみると、「男の世界」のシングル盤の他に2枚のLP盤が見つかった。2分足らずの曲だが「サムシング・スペシャル」などはいい感じだった。

 

FM-N1が開局した後の2000年前後だったろうか、ある番組で「マンダム」を取り上げていた。およそ30年ぶりに聴いたもので、懐かしさに浸っていると、やらかしてくれました。パーソナリティの一人が「ン(運)」を手放してしまったのか、「マダム」と曲紹介をしてしまいました。相方が「それじゃ女の世界になってしまうよ」と突っ込みを入れていた。国防における流行り言葉で言えば「cross domain(多次元横断)」である。

 

Webで調べると、「mandom(マンダム)」とは元々「Man Domain(男の領域)」という意味だったらしいが昭和55年(1984)、女性化粧品事業へも参入するため、マンダムの意味を「Human & Freedom」に変更していたらしい。化粧品会社に先見の明があったお陰で、パーソナリティの言い間違いの傷も少しは和らいでいるかもしれない。(宮崎正倫)

 

KITPMCとは:金沢工業大学がライブラリー・センターに設置しているレコード・ライブラリー「ポピュラー・ミュージック・コレクション」の頭文字をとった略称。全て寄贈されたレコードで構成され、245千枚を所蔵している。