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PMCで見つけた〈48〉コニー・フランシスの「24000回のキッス」

2019年3月22日

歌っているのがイタリア語か英語なのかが気に掛かる

 

前回の「PMCで見つけた」はザ・クローヴァーズの「ノニ・コシ」を紹介しましたが、イタリア語もどきの歌で意味が不明、歌詞カードにも記載されていない話でした。ところで、イタリアと言えばカンツォーネですが、ロックンロールはないのかと調べてみました。すると意外な一枚が見つかりました。イタリア人の歌手、リトル・トニーの「24,000回のキッス」です。作曲したのもイタリアのキング・オブ・ロックと呼ばれるアドリアーノ・チェレンターノでした。

 

日本でも、平尾昌晃らが、昭和30年代のロカビリー・ブームの頃に歌われ、その後もゴールデン・ハーフが歌っていたのでカバー曲だとは知っていましたが、まさかイタリア産だとは驚きでした。トニーとチェレンターノは1961年(昭和36)のサンレモ音楽祭で歌って2位になったということで、世界的なカンツォーネ・ブームに乗って日本にも持ち込まれたのでしょう。世界の音楽を取り入れる日本の音楽業界の側面をみる思いでした。

 

PMCで検索をしてみましたがキーワードが多様なので閉口しました。「24000回のキッス」で6件、「24000回のキス」で1件、「24000のキッス」で3件、「24,000回のキッス」で5件、「24,000のキッス」で5件見つかりました。イタリア語の原題「24000Baci」は在りませんでしたが「24 Mila Baci」で2件。英語表記のタイトルではまだあるのかもしれませんが、正確な表記が分からないので諦めました。

 

ネットで調べていたらコニー・フランシスの「24 Mila Baci」があり、イタリア語で歌っていました。フランシスがイタリア系アメリカ人なので違和感はありませんでした。PMCにもフランシスの「24000回のキッス」が1枚ありました。シングル盤で「想い出の冬休み」のB面でしたが、果たして英語なのかイタリア語なのか、興味が湧きましたが今のところ、借りてきて聴く余裕がないのが残念です。(宮崎正倫)

 

KITPMCとは:金沢工業大学がライブラリー・センターに設置しているレコード・ライブラリー「ポピュラー・ミュージック・コレクション」の頭文字をとった略称。全て寄贈されたレコードで構成され、245千枚を所蔵している。