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PMCで見つけた〈49〉ジーン・ヴィンセントの「ビー・バップ・ア・ルーラ」

2019年3月26日

落下傘スカートもいいけど、ピチピチ・ジーンズの女の子

 

ジーン・ヴィンセントの「ビー・バップ・ア・ルーラ(原題:Be-Bop-A-Lula)」はロカビリーの名曲の一つでしょう。発表されたのが1956年(昭和31)で、世界はもとより日本でも多くのカバー曲が出されて耳馴染みの楽曲でもあります。なんとなく映画「アメリカン・グラフティ」をイメージしてしまい、ジューク・ボックスの前で、ポニー・テイルに落下傘スカートの女の子達と男の子達の踊る姿が湧いてくる。

 

歌詞の内容は、踊っている一人の女の子を指し、自分の彼女だ、と自慢している男の子を描いているようである。英語が苦手な私にとっても比較的簡単な単語が並んでいる。しかし、曲名になると、さっぱり意味がわからない。困った時は“山の神”ならぬFM-N1の“歌の神”、英語に詳しい番組パーソナリティのロイさんに尋ねてみた。

 

「それは言葉遊びですよ」。答えは簡単に返ってきた。「一語一語と言うより、いかした女の子。それもピチピチのジーパンが似合う女の子を指してビー・パップ・ア・ルーラと一連の言葉として使う」のだそうです。慣用句を覚えないと英語は分からない、ということです。答えは分かったものの、心の中で「何だ、落下傘スカートじゃなかったのか」舌打ちする自分がいた。

 

落下傘スカートは、下にペチコートを着けて膨らみを出すと同時に、スカートの衣擦れを少なくして、スカート自身が動きやすくなっている。曲に合わせて踊ると綺麗に動き出してポニー・テイルとの相乗効果でリズム感が生まれてくる。確かに歌詞の中には「赤いジーンズの女の子」と出てくるから逆らえない。FM-N14月から、ジューク・ボックスが設置される予定です。ニックネームは「サイモン」と名付けられました。誰かサイモンの前で踊ってくれないかな。(宮崎正倫)

 

KITPMCとは:金沢工業大学がライブラリー・センターに設置しているレコード・ライブラリー「ポピュラー・ミュージック・コレクション」の頭文字をとった略称。全て寄贈されたレコードで構成され、245千枚を所蔵している。