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PMCで見つけた〈44〉ペギー・マーチの「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」

2019年3月8日

外国語の習得に失敗した悲惨な記憶がよみがえる

 

ペギー・マーチのアルバム「ペギー・マーチ・グランプリ」がPMCにあった。その中に彼女のNo.1ヒット曲ではないかと思う「アイ・ウィル・フォロー・ヒム(原題:I Will Follow Him)」があった。この曲は、個人的には、何かと昔の記憶と重なっている部分が多い。それが音楽の持つ魅力の一つであり、青春時代に聴いた曲をいつまでも大切にしていたい、という願いの根源なのかもしれない。金沢工業大学のPMCという場所は、単に物質的なレコードだけではなく、様々な人たちの人生も保管しているのかも…

 

「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」は1963年(昭和38)に全米1位を獲得しました。当時の年齢は16歳でしたが、デビューが14歳だったためにリトル・ペギー・マーチの名義を使用していた頃でした。ちなみに、PMCでリトル・ペギー・マーチを検索したところ、EP盤が3枚あっただけでした。私の個人的な記憶の中では、翌年に開催された東京五輪と重なるのです。開催前年ということで、盛り上がっていたからでしょうか。

 

もう一つの記憶は英語についてです。中学生になって習い始めた頃です。翌年にはザ・ビートルズの「アイル・フォロー・ザ・サン(原題:I’ll Follow The Sun)」が発売され、同じ表現に、英語ではこんな言い回しをするのか、と思いました。「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」は、どこまでも彼の後をついて行く、という内容ですが、学校で習う英語のレベルでは歌詞を聞き取り、理解することはほとんど不可能でした。

 

それに較べると、ペギー・マーチのアルバムは英語で2曲、ドイツ語、イタリア語がそれぞれ1曲、10曲が日本語で歌謡曲をカバーしています。流暢な日本語で、ドイツ語、イタリア語もそれらしく聞こえるので正確な発音なのでしょう。私の場合は、英語も満足に分からず、第二外国語のドイツ語にいたっては日本語のレポートを提出して単位をいただくという悲惨さでした。本当に、外国語コンプレックスを思い出させてくれる曲です。(宮崎正倫)

 

KITPMCとは:金沢工業大学がライブラリー・センターに設置しているレコード・ライブラリー「ポピュラー・ミュージック・コレクション」の頭文字をとった略称。全て寄贈されたレコードで構成され、245千枚を所蔵している。